2024/10/21修正して更新
ハイエースの任意保険料、安くて事故対応力が高い保険会社は、どこでしょうか?
任意保険料の計算は、契約者の等級・年齢などの他、車の危険度を表す「車両料率クラス(型式別保険料率クラス)」が大きく影響します。
そこで、ハイエースの型式別保険料率クラスからみていきます。
型式別保険料率クラスとは、車の型式別の事故実績から算出される保険料の割増引率です。
「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」の4項目があり、車の型式ごとに自家用乗用車は1〜17の数字、自家用軽四輪乗用車は1〜3の数字で区分されています。
ハイエースは、自家用乗用車に当たるため1〜17の数字で区分されています。
料率クラスは損害保険料率算出機構の型式別保険料率クラスから検索できます。
【保険始期2024年1月1日〜12月31日】
補償内容 |
ハイエース(TRH229W)料率クラス |
---|---|
対人賠償責任保険 |
7 |
対物賠償責任保険 |
9 |
搭乗者傷害保険 |
4 |
車両保険 |
8 |
AEB装着の保険料割引 |
対象外 |
*AEB割引とは「衝突被害軽減ブレーキ」が付いている車です。
*他の型式の場合は自身で検索下さい。
数字が小さいと保険金支払実績が少ないため保険料が安くなり、数字が大きいと保険金支払実績が多いため保険料が高くなります。
型式別保険料率クラスは、車の事故実績から「損害保険料算出機構」が1年ごとに計算し、ほとんどの保険会社がこの数字を使用し、任意保険料を算出しています。(但し反映方法は保険会社によって違いがあります)
【2024年1月1日以降の型式別保険料率クラス】
クラスを1〜17の17クラスに区分しています。
保険料はクラス1が最も安く、クラス17が最も高くなり、各クラス間の保険料率の較差は約1.1倍です。
保険料のもっとも安いクラスと最も高いクラスの保険料率の較差は約4.3倍です。
クラスを1〜3の3クラスに区分しています。
各クラス間の保険料率の較差は約1.1倍であり、保険料のもっとも安いクラスと最も高いクラスの保険料率の較差は1.2倍です。
特定の型式で事故が増加したり、盗難が増えたりすると保険料が上がり、自身が事故を起こさなくても翌年の保険料が上がることになります。
車の型式は、車検証から確認できます。
型式別保険料率クラスは、過去の事故実績に基づいて1年に1回変更されます。
事故を起こした時は、誰しもがパニックになります。
ですが基本的に、被害者救済・警察・救急対応は、早急に事故当事者が行わなければなりません。
セコム損害保険とセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)と楽天損保・ソニー損保が該当します。
セコム損害保険⇒SECOMの緊急対処員が事故現場に急行
セゾン自動車火災⇒ALSOK隊員が事故現場に急行
楽天損保⇒ALSOK隊員が事故現場に急行
ソニー損保⇒SECOMの緊急対処員が事故現場に急行
事故現場での、被害者の安全確保・警察・救急への連絡などをサポートしてくれるため、パニックになっている時は心強いサービスです。
初期対応は、事故受付完了後に保険会社が行ってくれる事故対応のことです。
●被害者への連絡
●病院・修理工場への連絡と手配
●代車・レッカー車の手配
●その他、事故時に必要となる対応
上記のことを保険会社が行ってくれると、パニックになっている時は非常に安心です。
ですが、初期対応は事故受付の時間帯で翌日に持ち越されたり休日は対応していない保険会社があります。
そのため、下表にまとめています(2023年12月現在)。
保険会社 | 平日 | 土日祝日 |
---|---|---|
楽天損保 | 365日24時間対応 | 365日24時間対応 |
損保ジャパン日本興亜 | 9時〜22時 | 9時〜17時 |
セゾン自動車保険 | 9時〜20時 | 9時〜17時 |
ソニー損保 | 9時〜20時 | 9時〜20時 |
東京海上日動 | 9時〜17時 | 9時〜17時 |
チューリッヒ | 9時〜20時 | 9時〜20時 |
三井ダイレクト | 9時〜19時 | 9時〜19時 |
イーデザイン損保 | 9時〜21時 | 9時〜21時 |
SBI損保 | 9時〜19時 | 9時〜17時 |
セコム損保 | 9時〜17時 | 9時〜17時 |
事故受付は、契約者からの事故報告を受付けるだけ。
ほとんどの保険会社の「事故受付」は24時間365日対応ですが、「初期対応」は上表のとおりのため、事故対応で保険会社を選ぶ時は注意して下さい。
また、ドライブレコーダー特約のある自動車保険会社は、「あいおいニッセイ同和損害保険・損保ジャパン日本興亜・東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険・三井ダイレクト」の5社になり、月々の追加保険料は東京海上日動火災保険が650円、三井ダイレクト670円、その他の損保各社が850円。
三井住友海上とあいおいニッセイ同和は、ドライブレコーダー付き自動車保険を共同開発しているため同等のサービスとなります。
ドライブレコーダー特約のメリットは、事故発生時に事故受付センターに画像が送られ、自動的にオペレーターにつながり「安否確認・初期対応アドバイス・救急車やレッカー手配をしてくれる」ことです。
テレビCMなどをみると、コールセンター数が多いと事故対応力が高いように思えますが、基本的に電話が主になるため事故対応サービスに支障はでません。
また、ダイレクト型保険会社の事故対応力が低いと思われてる方もいますが、ダイレクト型も代理店型も事故対応は基本的に「対面無し」の電話で行います。
そのため、事故対応力で保険会社を選ぶ時は、保険会社独自の事故対応力で選ぶことが大切です。
色々な比較の方法がありますが・・・・
下表は、オリコン・価格com・保険市場の事故対応満足度ランキングです。
口コミも掲載されていますので参考にされてみてはいかがでしょうか。
【価格com2023年/オリコン2023年/保険市場2018年】
順位 | 価格com(2023/10/13〜10/23アンケート結果) | オリコン(2023/06/13〜09/08アンケート結果) | 保険市場(2018年) |
---|---|---|---|
1 | 日新火災海上保険 | ソニー損保 | おとなの自動車保険 |
2 | 東京海上日動 | イーデザイン損保・三井ダイレクト・おとなの自動車保険 | チューリッヒ |
3 | ソニー損保 | - | ソニー損保 |
4 | AIG損保 | - | - |
5 | 三井住友海上火災 | SBI損保・チューリッヒ | - |
6 | あいおいニッセイ同和 | - | - |
7 | おとなの自動車保険 | アクサダイレクト | - |
8 | イーデザイン損保 | 楽天損保 | - |
9 | 損保ジャパン | - | - |
10 | 三井ダイレクト | - | - |
保険市場は、2018年版しか発表されていないため除外して検討すると・・・・
上位に入っている7社は、ソニー損保・AIG損保・イーデザイン損保・東京海上日動火災・三井ダイレクト・日新火災海上保険・おとなの自動車保険。
事故対応満足度で選ぶなら、上位のソニー損保・AIG損保・イーデザイン損保・東京海上日動火災・三井ダイレクト・日新火災海上保険・おとなの自動車保険。
また、「事故現場への急行サービス」がある保険会社から選ぶなら、楽天損保・セコム損害保険・セゾン自動車火災(おとなの自動車保険)・ソニー損保。
どちらにしても、「自身の事故対応力」がポイントになるため、「これは外せないと思うサービス」をピックアップしてから保険会社を選定しましょう。
以下、交通事故110番から
悲惨な事故の相談が沢山寄せられています。どの様な事故であっても、自分や家族を守るにはどんな自動車保険に加入すべきか?
そんな観点で、理想的な自動車保険のスペックを作りました。参考にしていただければ幸いです。
@対人保険は無制限
A対物保険は無制限
B人身傷害保険は3.000万円〜
C搭乗者傷害保険は1000万円
余裕があれば、これに弁護士費用特約をプラス、保険料比較サイトで保険料をチェック、最も保険料の安い会社を選択して下さい。
車両保険は、車両料率クラスの数字が高く(2024年1月1日〜普通乗用車15以上、軽自動車3)なると加入できなくなるケースが目立ちます。
逆に数字が低い(2024年1月1日〜普通乗用車3以下、軽自動車1)と、掛け金が格安になるようです。
また、車両保険は車のローンが残っている場合に検討するのが一般的で、加入する車の時価額以上の保険金はおりないので注意が必要です。
但し、車の盗難・天災(自然災害)・動物事故を想定して車両保険を検討する場合は、下記のページを確認ください。
まとめると、事故対応満足度の高い7社の、ソニー損保・AIG損保・イーデザイン損保・東京海上日動火災・三井ダイレクト・日新火災海上保険・おとなの自動車保険から一括見積り。
「事故現場への急行サービス」の利用も想定するなら、ソニー損保・楽天損保・セゾン自動車保険(おとなの自動車保険)・セコム損保をプラスして一括見積り。
また、ドライブレコーダー特約を検討しているなら、三井ダイレクト・損保ジャパン日本興亜・東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険の4社。
該当する一括見積りサイトは保険スクエアbang・インズウェブの2社になります。
※日新火災海上保険は、インズウェブのみで一括見積できます。
※楽天損保は、保険スクエアbangのみで一括見積できます。
※三井住友海上とあいおいニッセイ同和は、ドライブレコーダー付き自動車保険を共同開発しているため同等のサービスと考えて良いでしょう。
見積りのスペックは、「対人対物⇒無制限」「人身傷害保険⇒3.000万円」「搭乗者傷害保険⇒1000万円」「弁護士費用特約プラス」。
このスペックで一括見積し、検討されてみてはいかがでしょうか・・・・・
※インズウェブで一括見積する場合も、保険スクエアbangとほぼ同じです。
アクサダイレクト、SBI損保、おとなの自動車保険、損保ジャパン、全労災、ソニー損保、チューリッヒ、あいおいニッセイ同和損保、楽天損保、AIG損保、東京海上日動、三井住友海上、イーデザイン損害保険、セコム損害保険、三井ダイレクト、共栄火災
満期日(もしくは保険開始希望日)までの日数が90日以上先の場合
8ナンバー(キャンピングカー)/1ナンバー(普通貨物車)
ソニー損保、アクサダイレクト、イーデザイン損保、チューリッヒ、おとなの自動車保険、三井ダイレクト、セコム損害保険、SBI損保、共栄火災海上、東京海上日動、AIG損害保険、あいおいニッセイ同和、Chubb損害保険、三井住友海上、損保ジャパン、日新火災海上保険
満期日(もしくは保険開始希望日)までの日数が91日以上先の場合
8ナンバー(キャンピングカー)/1ナンバー(普通貨物車)
アクサダイレクト、SBI損保、おとなの自動車保険、ソニー損保、チューリッヒ、イーデザイン損害保険、三井ダイレクト、楽天損保
満期日(もしくは保険開始希望日)までの日数が90日以上先の場合
8ナンバー(キャンピングカー)/1ナンバー(普通貨物車)
チューリッヒ、SBI損害保険、三井ダイレクト損保、イーデザイン損保、おとなの自動車保険、楽天損保
満期日(もしくは保険開始希望日)までの日数が90日以上先の場合
8ナンバー(キャンピングカー)/1ナンバー(普通貨物車)
東京海上日動、ソニー損害保険、損害ジャパン、三井ダイレクト、アクサダイレクト、チューリッヒ、セゾン自動車、SBI損保、あいおいニッセイ同和、イーデザイン損保
満期日(もしくは保険開始希望日)までの日数が90日以上先の場合
8ナンバー(キャンピングカー)/1ナンバー(普通貨物車)
不明