2024/10/21修正して更新
60代の自動車保険料は、高齢者の事故発生率が高いことから上がり始めるのが大きな特徴です。
また運転歴が長く、保険を使う事故歴がなければ等級は高くなり、ゴールド免許割引などの割引制度も使えます。
保険料を決める重要な項目に、1〜20の等級制度があり、等級が高いほど保険料の割引率も高くなります。
1年間保険を使う事故がなければ次年度に1等級上がり、保険を使う事故は次年度から3〜1等級下がります。
年齢に関係なく、保険料を計算する要素に型式別保険料率クラスがあります。
型式別保険料率クラスとは、車の型式別の事故実績から計算される保険料の割増引率です。
「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」の4項目があり、車の型式ごとに1〜17の数字(軽自動車は1〜3の数字)で区分されています。
数字が小さいと保険金支払実績が少ないため保険料が安くなり、数字が大きいと保険金支払実績が多いため保険料が高くなります。
型式別保険料率クラスは、車の事故実績から「損害保険料算出機構」が1年ごとに計算し、ほとんどの保険会社がこの数字を使用し、自動車保険料を算出しています(但し反映方法は保険会社によって違いがあります)。
特定の型式で事故が増加したり、盗難が増えたりすると保険料が上がり、自身が事故を起こさなくても翌年の保険料が上がることになります。
60代の保険料を安くする方法が、いくつかあります。
運転者限定は記名被保険者(契約車両を主に運転する人)を中心に補償される範囲で、「本人限定」「本人・配偶者限定」などがあります。
自分しか運転しないなら、本人限定などの契約条件にすると保険料は安くできます。
次に、年齢条件を全年齢補償から、「30歳以上補償」にすると保険料は安くなります。
全年齢補償が一番保険料が高く、年齢条件が高くなるほど保険料が安くなります。
年齢条件は車を運転する人の中で一番年齢が若い人に合わせる人が多いのですが、年齢条件の対象は記名被保険者(主に車を運転する人)と配偶者および同居の親族のみです。
別居している子供・年下の友人が車に乗る場合は、年齢条件を満たしていなくても補償の対象となります。
但し、運転者限定特約を付けている場合はその範囲内に限ります。
一般的に、月払保険料は年払保険料よりも5%高くなります。
但し、中途解約する場合は月払が得なことが多く、年払は月割りした未経過分の保険料よりも少ない金額がほとんどです。
満期日よりも45日など一定日数以上早く契約すると割引を受けられる早期契約割引、紙の保険証券を発行せずWebページに変更する証券不発行割引、Webサイトから契約するインターネット割引などがあります。
保険会社別に割引率・割引額がちがうため、複数の保険会社の自動車保険を比較する必要があります。
自動車保険は同じ条件であっても保険会社によって保険料が違います。
代理店型自動車保険に加入しているなら、インターネット契約するダイレクト型自動車保険(ネット型自動車保険・通販型自動車保険)に変更するだけで保険料を安くできます。
ダイレクト型自動車保険は代理店を介さないため、代理店手数料がかからない分、保険料を安くすることができるのです。
また、ダイレクト型自動車保険でも年齢・補償内容などで保険料が変わります。
一番安い自動車保険会社の安いプランを探すには一括見積もりサービスがオススメです。
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